こんばんは、すてらっとです。
受験期の子どもを見ていると、勉強の進み具合よりも、ふとした表情や何気ない一言に心配になることがあります。
「今日は何もできなかった」
「自分だけ置いていかれてる気がする」
「全部落ちたらどうしよう」
そんな言葉を聞くたび、どう声をかければいいのか、正解のない問いを突きつけられているような気持ちになります。
私には子どもが2人います。
どちらも中学受験と大学受験を経験しました。
今日は、そのときに私自身が感じていたことを、少しだけ書いてみようと思います。
勉強より先に、心が疲れてしまう夜
受験は、点数や偏差値だけの話ではありません。
子どもにとっては、「自分はどれくらいできる人間なのか」「頑張っても報われないことはあるのか」と、自分自身を測られる時間でもあります。
大人が思っている以上に、毎日がストレスで心はすり減っています。
机に向かっている時間の長さよりも、眠る前にどんな気持ちでいるのか。
特に1月の受験直前時期に入ると、風邪をひいてはいけないという緊張感もあり、睡眠の大切さはわかっていても、ナーバスになって、なかなか深く眠れない日もあったようです。
家族ができることは、なんだろう
親がかける言葉も、子どもの性格に合わせて変えなければいけないのだと思います。
伴走してほしいタイプの娘は、「あなたなら大丈夫」という言葉に、力をもらえたと言っていました。
一方で、そっと見守ってほしいタイプの息子は、「好きなご飯を作ってくれるだけでいい」と、後から話してくれました。
善意でかけた言葉が、かえって子どもを追い込んでしまうこともあります。
子どもが欲しいのは、解決策や前向きなアドバイスではなく、「そう感じている自分」を否定されないことなのかもしれません。
結果よりも残るもの。受験期がくれる力
受験期の子どもは、驚くほど親の気持ちを敏感に感じ取っています。
期待、不安、焦り。
何も言わなくても、ちゃんと伝わってしまうものです。
だからこそ、親自身のメンタルケアも大切です。
「この一回の試験で、この子の人生が決まるわけじゃない」
そう自分に言い聞かせること。
そして、不安になっている自分を責めず、「私も今、踏ん張りどきなんだ」と覚悟を決めること。
とはいえ、私も息子の中学受験が終わった日には、ぐったりして丸1日寝込んでしまいました。当の本人は、「終わった!!」と友だちと公園に飛び出していったのですが(笑)。
結果がどうであれ、この時期に
「不安になってもいい」
「弱音を吐いても大丈夫」
そう感じられた経験は、きっとその先の人生で支えになります。
夜は長く、先が見えなくなることもあるけれど、
今日を越えたら、またひとつ朝が来る。
受験期を過ごす親と子の心が、少しでも休まりますように。(文・すてらっと)
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