ホットライン vol.10 威圧的な父、何もしない兄。母の看取りまで一人でやったのに、相続時に寄与分はもらえなかった。

ホットライン vol.10 威圧的な父、何もしない兄。母の看取りまで一人でやったのに、相続時に寄与分はもらえなかった。

♡ いいね(0)

介護情報サイト「親ケア.com」の人気企画である「介護アドバイザー【相談】ホットライン」から、厳選した相談と回答をご紹介します。


今回は60代女性のご相談です。


ご相談者さんからの相談

お正月に兄が帰ってきて、認知症の母(要介護1)とばかりを話をしていました。その後、母が寝て私と2人になった際、「認知症が悪くなったのは、お前がちゃんと世話をしていないせいだ」と言われてしまいました。

これまでも電話などでは「無理をするな」「なんでも相談してくれ」と言うんですが、いざというときには「仕事があるから」と帰ってこない。うんざりです。



横井からの回答

失礼ながら、お兄さんは別に「親孝行な『良い人』になりたい」ワケではなく、「親孝行な『良い人』と思われたい」だけで、自分がリスクや責任を取る気は無いんだと思います。

難しいかもしれませんが、できれば早いうちに介護と相続をワンセットで話し合ったうえで、お兄さんについては頼らない、アテにしないといったスタンスを取るのが精神衛生上、良いのではないでしょうか。

認知症であるお母さんは、今後、「作話」症状が増えることが予想されるので、お兄さんをはじめ、さまざまな人に対して相談者さんをディスるような、事実に反する言動を取る可能性が高いと思います。

相手が病気だからといって、すべてを容認し続けていると相談者さんのメンタルに取り返しのつかないような傷がつく恐れもあるので、グループホームなど施設介護についても真剣に検討を進められてはいかがでしょうか。

施設の利用についてはお母さんがイヤがるだけでなく、お兄さんが反対する可能性も極めて高いと思います。その際は、「じゃあ、私の代わりにお母さんの介護をやってね」「できないんだったら、黙ってて」と強く出るのが一番ですね。


■親ケア.comの詳細ページ

【お悩み031】普段介護をしない兄から「母さんの認知症が進んだのはお前のせいだ」と言われた。





♡ 0
介護アドバイザー・横井孝治

34歳から約19年にわたって親の介護を行った介護アドバイザー。介護家族の立場からの情報発信を心がけており、これまでに800件を超えるセミナーを各地およびオンラインで行っている。自身が企画&解説を務めるYouTube「親ケア.com公式チャンネル」は登録者数5万人(2026年9月7日現在)。

この人の他の記事

関連記事

コメント

まだコメントはありません。

ログインするとコメントできます。

← 一覧に戻る

アヴィットに相談してみる

はじめにご確認ください

利用規約を全文で見る